Archive | April, 2011

Quakebook on sale now

12 Apr

待ちわびていた時がついに来ました。製作のために全力を尽くしてきた『2:46: Aftershocks: Stories from the Japan Earthquake』(英語版)が発売開始となりました。

是非ご購入ください!

Kindle電子書籍は世界中の何処からでもAmazon.com、またはAmazon.co.ukからお求めいただけます。Kindleをお持ちでなくてもKindle Readerを無料でダウンロードしていただけば、Mac、Windows、スマートフォンでも読むことが可能です。

定価$9.99(Amazon.com)ですが、アメリカ国外からですと$11.99と示されているようです。差額は海外手数料となっており、Amazonからお客様へ返金されるとのことです。

売り上げの全ては日本赤十字社に寄付されます。AmazonやQuakebookへの利益は1円もありません。 全て、東日本大震災の被災者への救済に捧げられます。

最後に2つほど。

1.       協力してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。 とても誇りに思います。

2.       本のご購入を、そして世界中に宣伝お願いします。

1人1人のご協力が大きな変化を生み出すための第一歩です。

Our Man in Abiko

The Making of the #quakebook video

11 Apr

大地震と津波によって多くの人たちが衝撃を受けたのと同様に、アイルランドで日本人の妻、トモミと暮らす僕 (@Crank_Dub) もかなりショックだった。それに加え日本はあまりに遥か遠く、僕には何も出来ないと思った。震災から数日間は限られた情報しか流れてこなく、僕たちはどんなに小さい情報でも、と取り付かれたかのようにニュース・フィード、ブログ、ツィッターを追った。その時、偶然に@ourmaninabikoが本の出版を提案した最初のつぶやきを見た。次々につぶやき続ける彼を追い続けた。それはまるで漫画の噴出しのように、誰かが考えていることが言葉になって見えるかのようだった。

僕は作家でもないし投稿するにしてもまるで子供が書いたかのような、全く満足がいかないものになるだろうし、上手く書けたとしても教養のある人が書いたようにはいかないと思い、Ourmanのリクエストには答えなかった。しかし徐々に本が形になっていくのを見守り続けた。Ourmanと増え続けるボランティアの数を見た限りでは、地震に対して小さいスケールながらも世界中が反応しているようだった。興味を失い他のニュースを取り上げ始めた海外メディアと違い、#quakebookはストーリーから離れることはなかった。

Ourmanが翻訳者のリクエストをした時、トモミに話してみると「やっと私にも何か出来ることが見つかった」と喜んだ。 ボランティアのリクエストが次々と出される中、僕も手伝えないものかと思ったが僕に出来ることはほんの少しでかなり限られている。 でもソプラノズのシルビオ・ダンテが言ったように「もう俺には関係ないと思ったのに引き戻されたよ!」と思った。

Yammer(組織用のオンライン・ネットワーク)でアイディアを出し合っていた時、ボランティアの1人がプロモーション・ビデオを作ったらどうかと提案した。僕はビデオ作成で生計を立てているし、この場で何も言わないで黙って座ってることが出来なかった。しかしQuakebookにふさわしいのと同時に、助けが必要な日本人に対して尊敬の意がこもっている宣伝を出来るのか?宿題を日曜日の夜まで手をつけない子供のように、どうしたら良いのか数日悩んだ。

マックス・ホッジズ(Max Hodges)氏が津波後の被災地を撮影した素晴らしい写真を見た時にピンと来た。特に泥沼の中にばらばらに散らばっている日常生活品を撮影した”Small Things”(小さい物)と名づけられた写真には目をとられた。彼に連絡を取ったところ、写真の使用を快く了承してくれた。

パズルの次のピースとなったのはスカラ・アンド・コラシニ・ブラザーズ(Scala and Kolacny Brothers)というベルギーの合唱団が心に沁みるように歌いあげたキングス・オブ・レオン (Kings of Leon)の’Use Somebody’(ユーズ・サムバディ)という楽曲だ。この曲をコンピューターにアップロードし60秒に編集、マックスの写真を追加、アドービのアフター・エフェクトのテンプレートを使い大雑把ながらもビデオを作成した。他の音楽や曲を試してみたものの、’Use Somebody’だけがただの写真を集めたビデオでなく、それ以上のものに仕上げるために完璧な楽曲だった。

もしこの曲を使うとなると許可を得なければならないというのが問題だった。有名なバンドは多くの人たちから名声を借りる目的で頻繁にたかられ困っているのは分かっている。でも僕はその一員にはなりたくなかった。だけどこれは僕のためにお願いするんじゃない。被災者の方達の代わりにお願いするのだ。

スカラ合唱団はすぐに前向きな返事をくれた。

“ご協力するのは大変嬉しいことですが、この曲は音楽出版社がコントロールをしているので出版社の許可を得ることが必要と思われます”

一歩進んで2歩下がる、この状況には慣れたもんだ。音楽業界を知っている手前、担当者を探すのは不可能だと思った。返事がもらえるかどうかはそれ以前の問題だ。しかしBug Music のロブ・クリステンセン(Rob Christensen)氏とWarner/Chappell Publishingのスティーブ・バートン(Steve Barton)氏は前向きな返事をすぐくれた。ロブは出版社の責任者を探しだし、キングス・オブ・レオンに連絡、もめごとも殆どなくQuakebook用に2年間、世界中であらゆる言語を使った宣伝用の許可をくれた。Quakebookに代わり、彼と彼の会社にお礼をした時、「私たちが協力出来たこと、それと君の正直さが嬉しい。これもキングス・オブ・レオンが彼らの楽曲を寄付をして欲しいといってくれたおかげだ。」と言ってくれた。

出版社の了解を得、再びスカラ・アンド・コラシニ・ブラザーズのマネージメントに連絡を取ると数時間のうちに返事が届いた。

“合唱団は日本支援のためのチャリティーに協力できることを喜んでおります。

気難しく不親切に対応することも可能だったにも関わらず、日本支援に向け真っ先に協力をして下さった皆様に厚く御礼申しあげます。 本当にどうもありがとうございました。

著作権

写真: マックス・ホッジズ Max Hodges. http://maxhodges.com/
音楽: ‘Use Somebody’
演奏: スカラ・アンド・コラシニ・ブラザーズ                    Scala and Kolacny Brothers. http://www.scalachoir.com/
作曲・作詞: キングス・オブ・レオン                      Kings of Leon. http://www.kingsofleon.com/
音楽出版社: Bug Music, Warner/Chappell
ビデオ編集: コルム・マッケルウィー  Colm McElwee (@Crank_Dub)
翻訳: Junko Rathmell & Tomomi McElwee.

Hope [Art]

11 Apr

申し訳ありません、このコンテンツはただ今 ドイツ語アメリカ英語 のみです。

Giant Robot interviews Our Man in Abiko

11 Apr

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Still Shaking [Essay]

10 Apr

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Quakebook Editor Interviewed by News 1130 Vancouver

10 Apr

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Quakebook Translations

8 Apr

現在、Quakebookはボランティアのご協力によって日本語、フランス語、スペイン語、ギリシャ語、ドイツ語、ポルトガル語など様々な言語への翻訳が進行中です。中国語に翻訳してくれる方を募集しています。

Quakebookをなるべく多くの人に届けるために、日本語以外の言語の翻訳/編集のボランティアを募集しています。ご協力いただける方はメールにてご連絡ください。

Get Ready for the Launch!

8 Apr

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Get involved – download the #quakebook flier!

8 Apr


QuakeBookをサポートするのに、何かできることはないかと考えていませんか?私達のチラシ第一号が、印刷可能となっています- ここからダウンロードしてください。

これから、もっとたくさんのポスターをつくります。 プリンターを準備して、あなたのお宅の窓、壁、車、地元の図書館、お店、学校や会社をQuakebookの宣伝で飾りましょう!

これを創ったQuakebookのエディターに感謝します – @ThatDanRyan. この本の装丁はジェームズ・ホワイトと、エド・ハリソンによってなされました。

Quakebookの宣伝について、なにか良いアイデアをお持ちの方は、ボランティア申込書 にて、ご連絡ください。もうすでに申し込まれた方々には、本当に感謝します。 又、まだ私達のヤマー・コミュニティーへのお誘いの連絡を受け取っていないという方々、もうすぐです!
あまりの仕事量に少々困難をきたしていますが、被災地の方々の苦労に比べたら、なんともありません!

Ourman on the radio

8 Apr

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